今回はオイラが感じる少子化の影響を考えてみました。
現在、日本は急速に人口が減少しています。2045年までに日本の総人口は1億0642万人になるらしいです。2015年の総人口が1億2709万人だったから、今後30年で2000万人以上減少することになります。
少子高齢化って言われて、約30年経つと思いますが、当時から言われているのが、収めた分だけの年金は払われないだろう!
当時15歳のオイラはピンと来ていませんでした。「その分稼げば良いんだろ!」「なんとかなるんじゃない?」と若気の至りで調子に乗ってました。その後の歳を重ね45歳になった今、実際に年金の事を考えてみると「残念ながら、その分稼げません」「なんとかなりません」
「こんなはずじゃなかった」と考えますが仕方ありません。現実を突きつけられております。
最近、身近で起きた事で少子化って事を考えさせられました。
新卒の幼稚園の先生と話す機会があったので、「〇〇短大の就職率って?」質問をしてみたところビックリするような答えが。
なんと
「ほぼ、100%です」って回答でした。
えっ?
聞き間違いだと思いました。
思わず聞き返しました。
すると帰ってきた答えは同じでした。
間違いなく「100%」に近いようです。
話題として、教師(幼稚園教諭・保母も含む)が少ないと聞いていました。
確かに、モンスターペアレントの存在や実労働の割に安月給、朝早くから夜遅くまでの勤務状況などを考えると、仕方ない問題だと感じていました。
が、違いました。
ではなぜって、
そう! 気づいた方は多いと思いますが少子化です。 学生が少ないんです。
第二次ベビーブーム世代のオイラは1974年生まれです。
子どもの数(出生数)は約210万人です。
そのうち、18年後の1992年に何万人の人が教師を目指していたのかはわかりませんが、
現在に至るまで確実に減少し続けています。
例えば
学校単位で考えると、1992年は100名の学生がいましたが、現在は60名ですって話ですよね!
そりゃ、就職率も上がります。就職売り手市場なんですから、教師になりたかったけど、労働条件を考え一般企業に就職ってこともあります。
一般企業と比べると給与の開きが大きんでしょうから。
では、新卒から給料UPって事をすれば、先輩との給料のバランスが崩れてしまいます。給料UPで新卒を捕まえたいけど、捕まえることができません。
ますます、教師不足になります。
ますます、重労働になります。
なり手も少なくなります。
悪循環の始まりです。
これでは、幼保無償化で掲げている「どんな家庭の子供も質の高い教育が受けられる」
なんて、教育受けられるわけありません。
新卒の幼稚園の先生と話した数日後にこちらを見つけました。
ただ、一般企業でも人手不足という話は耳にします。
数少ない働き手の奪い合いですからね。
キャッシュレス化やハイテク技術が進みAIやロボット化など、人を必要としない仕事も増えていますが、このままでは、かなりマズイんじゃないでしょうかね。
30年・40年後はロボットに介護されてますね。嫌な時代に突入していってます。
ロボットにおむつを替えてもらうような世の中に!
人手不足というのは、
景気回復どころの騒ぎではなく、景気が落ち込むばかりです。
大手企業に人が集中し、中小・零細企業は人材不足・後継者不足ってことになります。
明日にでも、少子化を改善出来るように取り組んでいただきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
MKRでした。
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